白木のお位牌って、どうすればいいの?

みなさん、こんにちは\(^o^)/
佐久店 店長の伊坂です。
こちらのブログでは、
みなさんにお役に立つ情報を
わかりやすくお届けしていきます!
今回は、お位牌のことについて、お話しします。
お位牌のご相談で多いのは、
「今、白木の位牌があるけれど、どうすればいいの?」
「白木の位牌は、いつ黒い位牌にすればいいの?」
といった、白木の位牌をこれからどうすればよいか。という
ご相談です。
その答えは...
『四十九日法要までに、本位牌をご用意するのが一般的』
です
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なぜなら仏教では、
四十九日は、故人様の魂が旅路を経て極楽浄土へたどり着き、
来世の行き先が決まる日とも言われ、
またこの日が、「忌明け」(忌中の終わり)となりますので、
故人様にとっても、ご遺族様にとっても大切な日になるからです。
※宗教宗派によって異なる場合がございます。
その大切な日のご法要に合わせて、これから末永くお守りする
本位牌をご用意することは、より良いご供養のひとつとなります。
もしも、四十九日法要を終えられている場合は、
故人様の年忌法要のときや、お盆やお彼岸など、
仏事の節目に合わせて、本位牌をご用意されることが多いですね。
本位牌をご用意された後は、
ご住職様より本位牌にお魂入れをして頂き、
その後、白木位牌はお焚き上げをします。
お焚き上げは、お寺様でして頂ける場合が多いです。
お魂入れをして頂いた本位牌は、お仏壇にお祀りします。
それではここで、
白木位牌と本位牌の違いについて、お話ししましょう!
【白木位牌(しらきいはい)】
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ご住職様が戒名を書いた白木のお位牌のことです。
一般的には四十九日法要まで祭壇にお祀りする、仮のお位牌です。
大小2本あることが多く、
大きいほうを「内位牌(うちいはい)」、小さいほうを「野位牌(のいはい)」と言います。
「内位牌」は、本位牌にしてお仏壇でお守りしていく位牌です。
「野位牌」は、お墓に祀る位牌で、ご納骨の時に一緒にもっていく場合が多いです。
四十九日法要後、七本塔婆などと一緒にお墓でお焚き上げをします。
【本位牌(ほんいはい)】
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大切な故人様をこれから末永くお守りしてくために、
漆を塗り、金箔や金粉を施している「塗位牌」や
お仏壇でも用いられる黒檀や紫檀などの銘木で作られた「唐木位牌」など、
より大切な供養の想いが込められた作りになっているものです。
本位牌にもたくさんの種類があり、いざご用意をしようと思うと、
悩んだり、迷われることもありますので、
ご用意されるときは、私たちプロのアドバイザーにお任せください!
最後に、ご用意されるときのワンポイントを!
★ご法要まで、余裕を持ってご用意しましょう。
通常、お位牌をご用意するまでに、
1週間~10日程、お時間を頂いております。
ご法要の間際にならないように、
余裕を持ってご用意されることをおすすめします。
★ご来店の際は、白木位牌をお持ち下さい!
本位牌にお入れするお戒名や行年を間違いなくお入れするためです。
どうしてもお位牌をお持ちできない事情がありましたら、
お写真や書き写したものでも構いません。
★今お守りしているお位牌を確認しておきましょう!
もしも、今までにお守りしているお位牌がある場合は、
どんな形か、大きさ(高さ)かを調べておくと、
本位牌をご検討するときの参考になります。
さて今回は、ここまでです!
次回もお楽しみに!!
お位牌のことに限らず、ご供養のことや仏事のことは、
何かとお悩みが多いかと思います。
そのようなときは、是非当社のお仏壇・お墓アドバイザーへ
お気軽にお問い合せ下さい。