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終活をはじめてみませんか

墓じまい
みなん、こんにちは。
一休さんのはなおか 若槻店店長の林です。

突然ですが、「終活」という言葉をご存知ですか。言葉ができた当初は「人生の終わりに向けての事前準備」を意味していたそうですが、現在では、前向きなイメージになっているようです。

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「人生の終わりに向け、整理しながら、これまでの人生を見つめなおす。残りの人生を自分らしく生き、自分らしいエンディングを迎えるための道筋を描く」
言葉にすると、このような感じでしょうか。

ところで、なぜ「終活」がここまで前向きなことに変わったのでしょう。

おそらく、自分の子供には迷惑をかけたくない、自分のことは自分で決めたい人が増えたことが背景にあると思われます。
そして、自分の「死」というものを具体的に考えると、改めて、今の自分があること「生きる」ことを見つめなおし、命の大切さや、感謝の思いが増すのかもしれません。

では、「終活」とは、実際にどんなことをしたらいいのでしょう。

わたしがご相談をうけることの多い、『お仏壇、お墓を生前に用意してもいい?』という疑問について簡潔に解説させていただきますね。

お仏壇・お墓は、生前購入がお勧め


お仏壇、お墓を生前に用意することをわたしはお勧めしています。
その理由は、

  • お仏壇は「ご本尊を安置する場所」である
  • 生前に購入するお仏壇・お墓は、節税対策になる

です。

お仏壇は「ご本尊を安置する場所」

本来、私たちが信ずる宗派の「本尊を安置」する場所、今ここに健康で暮らせていることをご先祖様に感謝する場所、それがお仏壇です。

ご不幸があってから用意するものではないのです。ご本尊をお迎えするために、お仏壇を用意しておくことが自然なことなのです。

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また、お仏壇を生前にご安置することを「寿院(じゅいん)」といいます。縁起の良いお仏壇という意味で使われ、今までの罪や穢れ、身体の悪い部分を祓い落とし、新たに生まれ変わるといわれていることから、「長寿」を約束されるとも言われます。

生前に購入するお仏壇・お墓は、節税対策になる

お墓や仏壇を購入するご予定がある場合、生前に購入しておくのがお勧めです。生前にお墓や仏壇を購入することが節税対策になるためです。

お墓やお仏壇などは、『祭祀財産(さいしざいさん)』と呼ばれ、祭祀財産は相続財産に含まれません。
《祭祀財産の例》
・お墓 ・お仏壇 ・家系図 ・お位牌

祭祀財産は、先祖を祀る(まつる)ために必要な財産であることから、不動産や預貯金のような相続財産とは区別されます。生前に購入しておくと、相続財産を削減できます。

お仏壇、お墓をお考えの方は、終活の一環として生前にご検討されてはいかがでしょう。

終活が前向きなイメージに変わって、多くの方にとり、これからの人生をより良くできる機会が増えていると感じます。
「人生の終わりに向け、整理しながら、これまでの人生を見つめなお。残りの人生を自分らしく生き、自分らしいエンディングを迎えるための道筋を描く」終活を、皆さんもはじめてはいかがでしょう。


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