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小諸佐久地域のご供養

仏事・季節の行事
みなさん、こんにちは。佐久店原尻です。
佐久店の店長に就任し、早いもので3か月が経過しました。小諸佐久地域の風習に慣れ始め、毎日楽しく生活しています。

小諸佐久地域で迎えた初めての夏、早速大切な思い出を作ることが出来ました。岩村田の祇園祭の際、お神輿をかついだ子供達がお店まで来てくださったのです。総勢100名近い皆様が、汗をたくさんかきながらも笑顔で楽しそうに、練り歩いていらっしゃいました。

岩村田の祇園祭でお御輿を担ぐ佐久市岩村田住吉町区の皆様

集まってくれたのは、佐久市岩村田住吉町区の皆様。2015年に、一休さんのはなおかからお神輿を贈呈させていただいた方々です。(当社が行う、地域文化活性化事業については、こちらをご覧ください。

「ここに来なきゃ怒られちゃうでしょ?」と笑顔で語りかけていただけた時、涙がでるほど嬉しくて地域の一員になったと実感しました。

そんな人情味に溢れる小諸佐久地域。今回のブログでは、この地域独自のご供養についてご紹介しようと思います。

この辺りのお墓には、入り口に立て札をがあります。他の地域ではあまり見かけません。

小諸佐久地域で見かけるお墓周辺の立て札
小諸佐久地域で見かけるお墓周辺の立て札
小諸佐久地域でよく見かけるこの立て札は、お地蔵さまと同じ意味で置かれています。寺院の入り口で6体のお地蔵をご覧になったことはありますか?あの6体のお地蔵様には、ぞれぞれ意味があるのです。
「天道」「人間道」「修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」
仏教用語の六道を意味する地蔵菩薩さま。お地蔵さまは、迷いや苦しみから衆生を救済してくださるといわれています。


お墓の入り口の地蔵菩薩さま。六道を意味する。

立て札は、この六道をあらわしていて、入口に立てることでお地蔵さまと同じ役割を果たすとともに、悪いものが入ってこないようにと、魔除けをしてくれているのです。
ご納骨後の1年間立て札を立て続け、その後、お焚き上げをするようになります。

風習の違いに気づき背景を知ることで、小諸佐久地域にまた一歩馴染めた気がします。他にも気づいたことがあれば、このブログやfacebookでご紹介しますね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。




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